「お客様の声」を製品価値に還元 ─ ネクプロが実践するレビュー活用と共創の仕組み

ウェビナーツール・動画配信プラットフォーム「ネクプロ」は、オンラインイベントやセミナーの企画・配信・運営を一気通貫で実現するクラウドサービスです。

ネクプロでは、ライブ配信・オンデマンド・疑似ライブなど多様な配信形式に対応し、申込管理、アンケート、チャット、ステップメール、顧客フォローまで一つのプラットフォームで完結します。視聴者データや参加者ログをリアルタイムで可視化・分析できるため、マーケティング・営業・カスタマーサクセス領域での効果的な活用が可能です。ネクプロは、これまで多くの企業で集客の効率化やリード創出・商談機会の最大化に寄与してきた実績があります。

特に注目すべきは、高機能でありながらシンプルな操作性と、自社ブランドでのカスタマイズ性です。

申込ページやランディングページの設計、CRM/MAツールとの連携にも対応しており、配信前後の一連のワークフローをスムーズに設計できます。こうした特性により、ウェビナー・オンラインセミナー・オンラインイベントを単なる情報発信の場ではなく、成果につながる営業・マーケティング施策へと高めることが可能です。

ウェビナーやオンラインイベントの普及が進むなかで、「配信だけ」にとどまらない課題が顕在化しています。企画から運営、参加者管理、データ活用まで、企業のマーケティング活動と一体で考えなければならない時代です。

今回は、ネクプロが実践するレビュー活用の具体策と成果、そして今後の展望について伺いました。

本記事のサマリー

背景・課題
エンタープライズ企業向けのウェビナー運用支援において、利用シーンや導入効果を定量的に把握する仕組みが不足していた。

取り組み
ITreviewでレビューを収集・分析。営業・CS・開発の3部門が連携し、レビューを「顧客理解の一次情報」として全社共有。Slackを活用して新着レビューを即時展開。

効果
製品改善と営業提案の両輪で成果を発揮。顧客課題の早期発見、導入企業の成功事例化、提案書への第三者評価の引用など、幅広い用途に波及。

今後
インテントデータの活用によって、レビューとの相関を分析。見込み顧客の興味・関心の兆しを可視化し、営業アプローチの精度を高める方針。

こんな読者におすすめ

・BtoBウェビナーやオンラインイベントの効果を最大化したい方
・レビューを製品開発や営業活動に活かしたい方
・インテントデータやAI活用による顧客理解を深めたい方

受賞の所感と、“レビューは経営資産”という考え方

「ITreviewのCustomerVoiceLeadersとして評価いただいたのは、単にレビュー件数が多いからではなく、“声を経営の軸にする”という文化を認めていただけたからだと感じています。私たちにとって、レビューはお客様からの“通信簿”であり、方向性を示すコンパスです。」

ネクプロ様では、レビューを製品評価の指標としてだけでなく、次の開発や営業戦略のヒントとして捉えています。

ウェビナーを多数開催する顧客企業の課題や要望は多岐にわたります。その声を定量的・定性的に整理し、データとして蓄積・分析する仕組みを持つことが、今では同社の強みとなっています。

レビュー収集の仕組み化:CS・営業・開発の“全社運用”モデル

レビューの収集は、マーケティング部門だけでなくCS(カスタマーサクセス)と営業が連動して進めています。

・定期的なレビュー収集キャンペーン
導入後3カ月・6カ月のタイミングで、CS担当が顧客フォローと並行してレビューを依頼。顧客との関係性の中で“自然な流れ”をつくっています。

・ハイタッチ運用による高品質レビューの確保
一斉配信ではなく、個別の利用履歴を踏まえて依頼するため、内容の濃いレビューが集まりやすい仕組みです。

・Slack連携で即時共有
レビュー投稿があるとSlackに自動通知され、関係部署が即座に確認・反応。「良いレビューが来た日は社内が明るくなる」と担当者は笑顔で話します。

このように、レビューが「社内コミュニケーションの中心」に位置づけられ、社員のモチベーション向上にも寄与しています。

レビュー活用の成果:製品改善と営業推進の“両輪”

ネクプロ様では、ITreviewに寄せられたレビューに加え、日々の顧客ミーティングやサポートに寄せられるお問い合わせ内容も含めて、顧客の声を横断的に収集し、週次の改善会議で全件精査しています。

顧客が評価している機能や改善を望むポイントを多角的に分析し、開発ロードマップへ反映することで、機能リリースの優先度付けを精緻化してきました。

「顧客の声を広く収集することによって“要望の共通項”が見えてきます。複数のチャネルで同じ指摘が重なった場合は、速やかに開発検討に入ります。」

また、こうした顧客の声の一部は営業活動にも活用されています。

導入検討中の顧客に対しては、ITreviewのレビューコメントやスコアといった第三者評価を補足情報として提案資料に引用することで、客観的な信頼性を担保しています。

特にエンタープライズ向け商談においては、セキュリティや信頼性を説明する際の有力な裏付けとして機能しています。

「私たちが“良い製品です”と言うより、お客様の声をそのまま見せる方が早い。商談の空気が変わる瞬間があります。」

“痒いところに手が届く” ─ エンタープライズに支持される理由

ウェビナーやオンライン配信は、一見するとツールの機能差が見えにくい領域です。

しかしネクプロは、エンタープライズ特有の運用課題に寄り添う設計思想で差別化を図っています。

・大規模配信の安定性
数千名規模のウェビナーでもトラブルなく配信できる堅牢性を確保。オンプレミス運用にも対応しています。

・セキュリティ要件の柔軟対応
エンタープライズ企業の情報セキュリティ部門との要件調整を前提に、細かなアクセス権設定や社内統制対応を標準化。

・伴走型サポート体制
イベント当日の立ち合い支援や事後分析まで担当者が一貫サポート。レビューでも「サポートの迅速さ」に高い評価が寄せられています。

このような“痒いところに手が届く”設計思想が、レビューの内容にも如実に現れています。

成果:社内文化として根付いた「レビュー・ファースト」

レビュー活用を始めたことをきっかけに、ネクプロの社内には顧客視点を起点に考える文化が徐々に根付いていきました。

レビューは、何かを判断するための唯一の材料ではなく、顧客の声に立ち返るための共通の入口として機能しています。

営業担当の間では、「レビューにあった声を踏まえて、どう提案を組み立てるか」を意識した商談設計が自然に行われるようになりました。

開発チームにおいても、新機能や改善を議論する場で「顧客からはこう見えている」という観点が当たり前に持ち込まれるようになっています。

今後の展望:レビュー×インテントデータ×AIで新たな価値を創出

ネクプロは次の一手として、インテントデータとレビューの連動分析に注力しています。

見込み顧客がどのようなキーワードや製品に関心を持っているかを把握し、レビューの傾向と組み合わせて分析することで、営業アプローチの最適化を図ります。

「レビューが“過去の声”だとすれば、インテントデータは“これからの兆し”。両方をつなげることで、顧客理解の精度を高めたいと考えています。」

また、AI技術の活用にも積極的です。レビュー分析を自動化し、ポジティブ・ネガティブ傾向を可視化する仕組みを検証中。

さらに、ウェビナー運営ノウハウをAIアシスタントとして提供し、顧客が自律的に運用を最適化できる世界を目指しています。

編集部まとめ

ネクプロの取り組みは、「レビューを集める」で終わらず、“使い切る”文化を組織に根付かせた点に本質があります。

レビューを通じて顧客の声を可視化し、それをもとにプロダクトを磨き、営業・CS・マーケティングの行動を一気通貫で改善。

さらにインテントデータやAIを掛け合わせ、顧客との共創へと進化させています。レビューは経営資産であり、共創の起点。

その考え方を組織全体で共有することこそ、ネクプロがBtoB市場で信頼を獲得し続ける理由と言えるでしょう。

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取材協力・引用

本記事は、ネクプロ株式会社西山様へのインタビュー(2025年取材時点)をもとに再構成しています。
※記載内容・発言は取材当時のものです。

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