既存顧客の声で新規顧客を呼び込むレビューマーケティング
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2025年4月4日
サイバーセキュリティの重要性が高まる現代、企業にとって人的リスクへの対策は喫緊の課題となっており、従業員への「セキュリティ意識向上トレーニング」が欠かせないものとなりました。
そうした状況のなか、AI技術を駆使した高度な標的型メール訓練を提供し、企業のセキュリティ意識向上を支援しているのが、イスラエル発のサイバーセキュリティソリューション「AironWorks」です。
同社は、AIの活用により、メール訓練の「高度化」と「自動化」を両立させたソリューションを展開し、顧客企業の工数削減とセキュリティレベルの向上を実現しています。
今回、AironWorksはさらなる認知拡大を目指し、ITreviewへの掲載と、有償プランの導入を決意しました。導入の背景やサービスの強み、今後の展望などについて、詳しくお話を伺います。
■インタビュイー情報
AironWorks株式会社
サイバーセキュリティ研究所チーフアナリスト 浅井 正史
【背景・課題】
・アウトバウンドでの営業活動がメインで認知拡大に課題
・ライバル企業のレビュー数が多いことで導入の火が付いた
【効果の活用】
・まずはカテゴリー1位を目指してレビューの収集に注力したい
・新たな出会いを求めてインテントデータの活用にも期待したい
―まずは御社のサービス概要と、特に強みとされている部分について教えてください。
Asai氏
弊社は、サイバーセキュリティのなかでも「人的リスク」にフォーカスしたソリューションを提供している会社になります。コアとなるのは、AI技術を活用した標的型メール訓練のSaaSプラットフォームとメールセキュリティツールです。システム的なセキュリティ防御を一つのプラットフォームとして提供しています。
最大の強みは、AIを自社で開発している点です。最先端の技術を活用して訓練の「高度化」と「自動化」を実現しています。技術的な背景としては、サイバーセキュリティの領域で世界トップのイスラエルに研究開発拠点を置いておりますので、そうした世界トップクラスのサイバー技術をベースに開発されたプロダクトを、日本を中心に展開しています。
―AIを活用した訓練の高度化とありましたが、一体どのように実現しているのでしょうか?
Asai氏
具体的には、AIを活用して企業ごとに想定される脅威のパターンを分析し、自動でフィッシングメールのシナリオを生成しています。例えば、企業の公開情報やダークウェブから得られるトレンド情報をもとに、現実に起こり得そうなフィッシングメールを作成するといったものです。そうすることで「よりリアルで難しいシナリオ」にすることができるため、実際にクリックしてしまう“ヒヤリハット”の体験を通して、従業員の意識を高めることができます。
また、生成AIを活用した自動化によって、訓練に費やす工数も大幅に削減できています。例えば、今までご契約いただいたお客様の場合ですと、従来までは年間2回程度だった訓練を、弊社サービスの導入後は4回、6回と回数を増やせるようになった事例もあります。
実際に、高度な訓練を担当者レベルで実施しようとすると「そもそもリサーチのノウハウがない」であるとか「リサーチしようにもリソースが足りない」であるとか、そうした課題が障壁となってしまいます。生成AIを活用した訓練の高度化と自動化こそ、弊社のソリューションにしかない大きな強みであると自負しています。
―乗り換えのお客様も多いとのことですが、理由としてはどのような点が挙げられるのでしょうか?
Asai氏
訓練の高度化はもちろん、弊社が特に力を入れているのは「手厚いサポート」です。外資や日系も含めて、サイバーセキュリティの領域には様々なベンダーがいます。なかでも私たちのいる領域は、少しハイエンドな難易度の高い訓練に焦点を当てているユーザー様が多く、そうなると外資系のベンダーはサポートが手薄になりがちです。弊社は、コンサルティング的なサポートも提供し、お客様の状況に合わせた訓練計画の立案やKPIの設計なども一緒に考えています。
実際の商談でも、他社のサポート品質に不満を抱えているお客様が多く、そうしたなかで「コンサルティングで一緒に考えることも可能ですよ」といったご提案をすると、すごく喜ばれることもあります。カスタマーサクセスのメンバーがしっかりと伴走し、導入後の成果を最大化するための支援を行っている点が、多くのお客様からの高い評価に繋がっていると思います。
―今回、ITreviewを有償プランで利用するに至った背景を教えてください。
Asai氏
これまでは主に、マーケティングというよりはテレアポやイベント参加などのアウトバウンドでの営業活動が中心で、商品に対する自信は芽生えているものの、まだその価値を広く多くの方々に伝えられていないんじゃないかなというところで、認知の拡大が課題となっていました。
そうした経緯もあり、国内のSaaSカテゴリーで最も権威のあるサイトとして、関係者が一番よく閲覧しているITreviewの活用を決めました。また、商談の場で比較される機会が多い競合の外資ベンダーがレビュー数を増やしている状況も大きな後押しとなりました。弊社もレビュー数を増やして、少しでも上回れるように信頼性を高めていきたいと考えています。
―今後のITreview活用に対する期待や目標について教えてください。
Asai氏
まずは「カテゴリー1位」を目指して活動していきたいと思っています。まだレビュー数はゼロ件ですが、早い段階でレビューを集め、業界内での認知を確立したいと考えています。
また、ITreviewのインテントデータにも期待しています。具体的な活用イメージはこれからですが、これからレビュー数が増えていくにつれて活性化するものだと思いますし、もしかすると我々が注目していなかった企業に注目されていたりだとか、そういう新しい出会いのチャンスがあるんじゃないかなといったところが一番期待しているところです。まだ初期設定段階ですが、レビューが増えた段階で積極的に活用していきたいと思います。
―最後に、今後の展望について教えてください。
Asai氏
サイバーセキュリティ市場は今後ますます重要性が高まっていくと考えています。弊社としては、単なるツールの提供だけにとどまらず、カスタマーサクセスを通じてお客様に価値を提供し続けたいと考えています。また、ITreviewの活用によって、業界内での認知拡大を図るとともに、カテゴリーリーダーとしての存在感を高め、より多くの企業のセキュリティ意識向上に貢献していきたいと思います。
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